ムーヴキャンバスの中古車の注意点とは?選び方のポイントを詳しく解説

2024.06.27

ムーヴキャンバスとは?

ムーヴキャンバスは、ダイハツが販売する軽トールワゴンです。

丸みを帯びたフロントマスクやツートンカラーなど、遊び心のあるデザインが特徴で、子育て中のママ世代や、アクティブに活動する女性はもとより、男性も含め幅広い層から支持されている人気の軽自動車です。

ムーヴキャンバスのコンセプト

ムーヴキャンバスは、2016年に初代モデルが発売され、2022年にはフルモデルチェンジが行われています。

フルモデルチェンジした現行モデルのムーヴキャンバスのデザインコンセプトには“スッキリ・洗練”というキーワードが掲げられています。

これからの女性たちに “スッキリ・洗練されたかわいさ”を提供するために、外観のデザインは、初代の丸みを帯びたデザインを踏襲しながらも、つややかですっきりとしたフォルムに進化しています。

また、内装についても“スッキリやさしく、停車時もくつろげるお気に入りの部屋“というコンセプトが掲げられていて、実際のデザインや装備に反映されています。

ムーヴキャンバスのターゲットユーザー

初代ムーブキャンパスは、女性をターゲットユーザーとして開発されました。

広々とした室内空間は、子供と一緒の移動や、荷物の多い買い物にも最適なほか、後席左右に備えられた電動スライドドアは、乗り降りもスムーズに行えて大変便利です。

加えて、汚れや傷に強いシート表皮や、撥水・防汚加工が施されたフロアマットなど、手入れが簡単な内装を採用することで、子育て中のママ世代にとって魅力的な装備を備えています。

一方で、ちょうどいい高さの軽トールワゴンに、後席両側スライドドアやアレンジ自在なシートなど、使い勝手の良い空間設計にしたことで、当初想定していなかった男性ユーザーからも支持が集まりました。

そこで、2022年に行われたモデルチェンジでは、モノトーンカラーのセオリーや、ターボエンジンをラインアップに追加して、男性ユーザーにも受け入れられる仕様になっています。

ムーヴキャンバスの魅力

ムーヴキャンバスは親しみやすいデザインとゆとりのある室内空間で、多くのユーザーから人気を集めています。

ムーブキャンパスの魅力はさまざまありますが、主な点として次の3つを紹介します。

親しみやすいデザイン

ムーブキャンパスの最も大きな魅力としては、親しみやすいデザインがあります。

丸みを帯びたヘッドライトや大きなグリルなど、親しみやすい笑顔のようなフロントマスクのデザインは、見る人の心を和ませ、街中でひと際目立つ存在感を放ちます。

さらに、2022年に行われたフルモデルチェンジの際には“スッキリ・洗練”というデザインコンセプトが掲げられました。

これにより現行モデルのデザインは、サイドガラスを倒してボディの丸みを強調しつつ、ボディサイドはドアの丸みを増したことで、つややかな印象が加わっています。

さらには、ナンバープレートをバンパーに移設してリア回りのデザインをすっきりするなど、つややかでスッキリとしたフォルムに仕上がっています。

居住性と快適性

ムーブキャンパスは居住性と快適性が優れていることも際立った特徴のひとつです。

現行モデルの室内高は1,275㎜、室内長は2,180㎜と十分な広さがあるほか、後席に両側スライドドアが設定されていることで、乗り降りもスムーズに行えます。

内装についても、2022年に行われたフルモデルチェンジで、“スッキリやさしく、停車時もくつろげるお気に入りの部屋“というコンセプトがかかげられ、改良が行われています。

大小様々な収納スペースを備えて利便性を高めているほか、内装のデザインについてもスッキリやさしさを感じさせるモチーフを用いてお気に入りの部屋を表現しています。

充実した予防安全性能

ムーヴキャンバスには、安心・安全をサポートする予防安全装備が充実していることも魅力です。

ダイハツの車にはスマートアシストと呼ばれるさまざまな予防安全機能が搭載されています。

ムーヴキャンバスでもスマートアシストが搭載されていますが、前方の車や歩行者、二輪車を検知し、衝突回避または被害軽減をサポートする衝突被害軽減ブレーキや、アクセルとブレーキの踏み間違いを検知して、衝突被害軽減をサポートする誤発進抑制機能などの衝突回避支援装備は、全グレードで標準装着されています。

ムーヴキャンバスの中古車に人気がある理由

ムーヴキャンバスは、2016年の発売以降、フルモデルチェンジを経て現在でも人気を維持し続けている軽自動車です。

新車の販売も好調に推移していますが、一方で中古車市場でも高い人気を集めています。

ムーヴキャンバスの中古車の人気の理由はさまざまですが、主な点としては、納期や価格面での違いが理由として挙げられます。

ムーヴキャンバスの新車は価格が高い

ムーヴキャンバスの新車価格は、地域によって異なるもののエントリ―グレードのXで146.3万円から、最も高いGターボの4WDモデルで191.5万円からと、同クラスの軽ハイトワゴンの中でも高めの設定になっています。

一方で、中古車の場合、初代モデルや年数が経過した車であれば、新車価格よりも低い価格で購入することが可能です。

デザインについても新旧モデルで大きな差がないことから、初代モデルの中古車も変わらず人気を集めているポイントといえます。

ムーヴキャンバスの新車は高くて予算に合わないユーザーも、中古車であれば購入可能な予算の範囲に収まるケースが少なくないことから、ムーヴキャンバスは中古車でも高い人気を維持しています。

ムーヴキャンバスの新車は納期が長い

ムーヴキャンバスは発売開始以来、現在まで人気が続いているため、新車の納期の長期化が常態化していることがネックになっています。

2022年のモデルチェンジから2年以上経過している現時点でも、注文から2~4ヶ月の納期が必要となっています。

一方、ムーヴキャンバスの中古車の場合、販売店によって異なるものの、一般的に在庫が有れば2~3週間程度で納車が可能です。

中古車市場では届け出済未使用車も多く流通していることから、できるだけ早く車を購入したいユーザーを中心に、ムーヴキャンバスの中古車に人気が集まっています。

ムーヴキャンバスの中古車の選び方のポイント

ムーヴキャンバスは、発売開始から8年以上が経過し、フルモデルチェンジも行われていることから、中古車市場には様々なコンディションの車が流通しています。

そこで、ムーブキャンパスの中古車を購入するうえで、選び方のポイントをいくつか紹介したいと思います。

新旧モデルの違い

ムーブキャンパスの中古車を検討する場合、まず注意したいポイントは新旧モデルの違いです。

中古車市場ではムーヴキャンバスの初代モデルと現行モデルの2つのモデルが混在しています。

初代モデルと現行モデルでは他の車種と比較してデザインの変化が少ない車となっていますが、外装や内装で少なからず変更されている箇所が存在します。

カラーバリエーションでも初代モデルしか設定がない色や、現行モデルで新たに設定された色があります。

そのほか、ターボエンジンが搭載されたモデルは現行モデルのみとなっています。

ムーヴキャンバスは、発売当初から古さを感じさせないデザインもあって、年式が経過した中古車でも高めの相場を維持していて、新旧モデルの価格差も少なくなっています。

ですので、あらかじめモデルチェンジ前後のカラーバリエーションや装備の違いをチェックしたうえで中古車を探すことをおすすめします。

ボディカラーの違い

また、ムーヴキャンバスの中古車を購入するときは、ボディカラーの違いを抑えておくことも選び方のポイントの一つになります。

ムーヴキャンバスは、カラーラインアップが豊富な車種ですが、そのなかでも大きく分けるとツートンカラーとモノトーンカラーの2つのグループに分かれます。

特に現行モデルでは、ツートンカラーに“ストライプス“、モノトーンカラーに”セオリー“という名称をグレード名に追加して、色による区別を強調しています。

内装の色合いも“ストライプス“と”セオリー“では雰囲気が異なっていることから、特に2つのカラーカテゴリーの違いのポイントは抑えておいた方がよいでしょう。

グレードと装備の違い

そのほかにも、ムーヴキャンバスの中古車を検討する際は、グレードによって装備に違いがあることも把握しておく必要があります。

現行モデルのムーヴキャンバスには大きく分けて3つのグレードが設定されています。

エントリーグレードの「X」は、最もリーズナブルな価格設定になっていて、走行性能や基本的な安全性能に関する装備は上位グレードと共通ですが、快適装備などの装備を省くことで、価格を抑えた設定になっています。

また、上位グレードの「G」では、快適装備や外装内装のドレスアップパーツを標準化することで、快適性や嗜好性を求めたモデルとなっていて、その分「X」と比較して価格が高くなっています。

さらに「Gターボ」では、「G」グレードにターボエンジンを搭載したモデルとなっていて、快適性と走行性能を両立した車に仕上がっています。

このように、上位グレードほど快適性や嗜好性が高まる仕様となっていますが、その分価格も高くなっていますので、必要以上に高級なグレードを選んでしまうと、使わない装備に出費してしまうことにもなりかねません。

中古車購入時は、予算内で自分に合った最適なグレードを選ぶことが重要になります。

修復歴があるムーヴキャンバスの中古車は要注意

そして、中古車の購入を検討する際の要注意点として、修復歴の有無についても確認をする必要があります。

修復歴とは、事故などの衝撃により自動車の骨格部分が損傷し、その修復を行った車のことを言います。

修復歴車の場合、見た目はきれいに修復されていても、車体の歪みや電子部品の不具合など、目に見えないところが完全に修復されていない、という可能性も考えられます。

そうした箇所が適切に修理されていないと、安全性や性能が損なわれてしまう可能性があるため、修復歴車の購入はあまりおすすめできません。

ですが、もし修復歴車がある車の購入を検討する場合は、信頼できる販売店に依頼することをおすすめします。

ムーヴキャンバスのおすすめ中古車

ストライプス(現行モデル ツートンカラー)

ムーヴキャンバスの中古車 ストライプス

ムーヴキャンバスのストライプスは、現行モデルのカラーカテゴリーの1つで初代ムーヴキャンバスのイメージカラーとなっているツートンカラーのモデルです。

ストライプスのボディカラーは、全8色がラインアップされています。

ムーヴキャンバス ストライプスを探す

ムーヴキャンバスの全ての中古車を探す

セオリー(現行モデル モノトーンカラー)

ムーヴキャンバスの中古車 セオリー

ムーヴキャンバスのセオリーは、同じく現行モデルのカラーカテゴリーの1つで、モノトーンカラーのボディにファブリックシートや木目調パネルなど落ち着きのある内装を採用したモデルです。

セオリーのボディカラーは、全7色がラインアップされています。

ムーヴキャンバス セオリーを探す

ムーヴキャンバスの全ての中古車を探す

まとめ

ムーヴキャンバスは、子育て中のママやアクティブに活動する女性をターゲットにしたダイハツの軽トールワゴンです。

親しみやすいデザインとゆとりのある室内空間が特徴で、多くのユーザーから人気を集めています。

また、モノトーンカラーのセオリーは、落ち着いた雰囲気で男性ユーザーにも受け入れやすい仕様になっています。

ムーヴキャンバスの中古車も新車と同じく高い人気を維持していて、モデルチェンジ前後でデザインの変化が少ないことから、新旧モデルの価格差が少なく、中古車相場も比較的高い価格を維持しています。

現行モデルの未使用車も比較的多く流通していますので、短い納期で車が欲しいユーザーにはムーヴキャンバスの未使用車もおすすめです。

グローバルクレストでは、ムーヴキャンバスをはじめ、さまざまな中古車をお取り扱いしています。

ムーヴキャンバスやそのほかの中古車をご検討の方はお気軽にご相談ください。

GLOBAL CRESTの中古車を探す